わたしが「弱さも個性だ!」とやっと思えた日のこと
居場所がないと感じていた頃のわたし
一昔前のわたしは、人が大の苦手でした。
中学 高校 大学 社会人になっも、人といるととても不安になり、その場から離れたいと思うことが多々ありました。
気の許せる友達なら大丈夫でした。
しかし、学生時代なら、知り合い程度の人の中。
子どもが生まれてからは、お母さん同士の集まりなどが、本当に苦手で苦痛でした。
特に学生時代は、不安定でいつもわたしの居場所がない、と思って日々生きているのが辛かったです。
居場所がないって、自分で思うことはすごく辛いですね・・・。
世界の中で自分が独りぼっち。
自分の存在が頼りなくて、何かから切り離されているような、感覚がいつもどこかにありました。
誰かといても、いなくても、孤独と不安で押しつぶされそうな毎日でした。
そういう不安定で、神経質なわたしでしたが、何かの精神的な病気というわけでなかったです。
けれど、普通の社会で生きていくには、かなり生きづらい性質でした。
例えば、学生時代1か月実習があったのですが、毎日行くのが不安で不安でした。
実習の朝は、吐き気はするし、行くのが辛くてうずくまってました。
実習中も不安で仕方ないけど、それを取り繕って普通の人のように見せるのが大変でした。
まわりはみんな普通に見えて、自分だけがおかしいと思っていました。
どうしてわたしだけこうなんだろう?とずっと自分を責め続けていました。
大学に行くのも、しんどくて結構休んでいました。
けれど、他の人からはさぼっているようにしか見えなかったみたいです。
上辺は取り繕っていたもので・・・。
わたしここにいてもいいんだーと思えた日
そんな自分が、ほんのすこーし生きやすくなったのは、夫のお陰だと思っています。
大学の実習に行く時に、毎日吐きそうで、ふらふらになっているわたしを見ても、バカにしたり、励ましたりもしませんでした。
ただただ、そのまんまのわたしを責めたり、励ましたりせずに静かに見守ってくれていました。
その頃から、既に今の夫と、ほぼ一緒に暮らしていました。
わたしは、まともじゃないから、いつか夫に見捨てられるかもしれないと、いつも不安で一杯でした。
結婚当初は、不安で不安で仕方なかったです。
いつか夫に見捨てられるんのではないか?と、びくびくしていました。
そして、不安ゆえに逆にわがままを言ったり、
暴言を吐いたり、とても大変な妻になっていました。
もちろん、暴言を吐いた時は、黙っている人ではないので大喧嘩な毎日でした。
今では、もう、けんかをする気力体力共にないですが。
(昔は元気だったなあ。)
本当に、その当時の夫は大変だったと思います。
ごめんね・・・。
どこかで、主人の器を試している自分がいたんでしょうね。
今でも、わがままは言ったりする事はあります。
けれど、暴言を吐いたり、試したりする事はなくなりました。
結婚して何年か経ったある時、
別に弱くて嫌な自分でも、いいやないかなー
と、ある日、どこかでふーと肩の力が抜けました。
夫のお陰で
ここにいてもいいんだー!
と少し、思えるようになりました。
ここにいてもいいんだ、と思える居場所がどうしたら見つかるのかは、
正直よくわかりません。
けれど、ある時ふとした瞬間に思えるようなります。
ただ、これだけは言えます。
自分の世界に引き込もって、どうせわたしなんてと思ってあきらめていたら、絶対に見つからないと思います。
わたしも、必死でなんとかしたい!とずっとあがいて苦しんでいました。
そうしているうちに、一筋の光が見えてくるんです。
とても分かりづらい光ですが・・・。
だから、今居場所がないと思っているあなたもあきらめず、後ろに戻ることもあるだろうけど、前を向いて歩いてください。
一つ居場所が見つかると不思議なことに、少しずつ生きやすくなっていきます。
そして今現在とこれからのわたし
そして、今はだいぶたくましくなってきました。
それでも、普通の人と比べると、精神的に弱いです。
それも自分の個性だから、ある意味仕方ないと思えるようになりました。
職場の人たちには、
「たくましくなったね。」
とか
「強くなったね。」
とか言われます。
そらあ、ねえ。
あなた。
色んな事乗り越えてきたもん!と思っております。
こころが弱いことは悪いことだ、という風潮は日本ではあります。
弱いままだと、生きにくいのも確かです。
でも、だからといって人を蹴落としたり、人を傷つけて平気な強さってどうよ。とわたしは思います。
うちの職場の人は、メンタルが強くて図太い人が多いけど、脳梗塞やら、メニエルやらなんらかの体の病気を持っています。
こころとからだの違いはあるけど、誰でもどこかに欠点はあるのです。
こころの弱さもそれと一緒だと思うようになりました。
わたしは、うつで心が弱いです。
けれど、そのおかげで、運動と食事に気を遣うようになりました。
今では、身体は健康体です!
これからのわたしは、弱さと強さも合わせ持つ自分になりたいです。
そして、何より笑顔あふれる家庭であるように、努力したいです!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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